6ヶ月かけて学ぶ「ELNEC-J」が始まります!


エンド・オブ・ライフ・ケアを、楓の風の看護の力に

2026年10月から、楓の風ではELNEC-Jコアカリキュラム看護師教育プログラムを開始します。

期間は2026年10月から2027年3月までの6か月間。
全10回を通して、エンド・オブ・ライフ・ケアについて体系的に学びます。

今回、私が特に嬉しく感じているのは、研修を開催できることだけではありません。

この研修を担う講師の中に、楓の風の現場で日々利用者様と向き合っているスタッフがいることです。

現場で積み重ねた学びを次のスタッフへ渡し、その学びがまた利用者様への看護につながっていく。
そんな循環が組織の中に生まれていることに誇りを感じます。


ELNEC-Jとは

ELNEC-Jは、質の高いエンド・オブ・ライフ・ケアを提供するための知識と技術を学ぶ、体系的な教育プログラムです。

エンド・オブ・ライフ・ケアとは、病いや老いなどにより、人が人生を終える時期に必要とされるケアを指します。

今回のプログラムでは、

  • エンド・オブ・ライフ・ケアにおける看護
  • 痛み・症状のマネジメント
  • 倫理的問題
  • 文化への配慮
  • 患者の意思決定を支えるコミュニケーション
  • 喪失・悲嘆・死別
  • 臨死期のケア
  • 高齢者のエンド・オブ・ライフ・ケア
  • 質の高いエンド・オブ・ライフ・ケア

といったテーマを、10のモジュールに分けて学びます。

講義だけでなく、ケーススタディやロールプレイも取り入れ、学んだことを実践につなげていきます。


半年間、勤務時間の中で学び続ける

今回のELNEC-Jは、単発の研修ではありません。

月2回、半年間にわたって継続して実施します。
原則として全10回をリアルタイムで受講し、研修中はほかの業務を行わず、学ぶ時間として確保します。

会社としても、研修直前まで訪問を入れないなど、受講しやすい環境づくりを進めています。

「教育を大切にしています」と言うだけではなく、学ぶための時間と仕組みを会社としてつくること

それも、私たちが大切にしている教育体制の一つです。


学ぶ人から、伝える人へ

今回の講師は、所長をはじめ、楓の風で実践を重ねてきたスタッフが担います。

これも、今回の取り組みの大きな意味だと思っています。

自ら学び、現場で経験を積み、今度はその知識や経験を次のスタッフへ伝える。

学びが個人の中だけに留まらず、組織の中に蓄積されていくことで、看護の質は少しずつ底上げされていきます。


在宅だからこそ、学びたいこと

楓の風では、人生の最終段階にある利用者様や、そのご家族と関わる機会が多くあります。

私たちが伺うのは、病室ではなく生活の場です。

痛みや症状への対応だけではなく、その方がどのように過ごしたいのか、ご家族がどのような時間を望んでいるのかまで考えながら支援していきます。

だからこそ、エンド・オブ・ライフ・ケアは一部の専門職だけが学ぶものではなく、在宅で働く私たちにとって日々の看護につながる大切な学びです。


楓の風を、看護師が育つ場所に

楓の風では、新入職者研修、フォローアップ研修、月次研修など、入職後も学び続けられる機会を設けています。

ELNEC-Jは、その先にある専門教育の一つです。

入職時に学ぶ。
現場で経験する。
振り返る。
専門性を深める。
そして、いつか誰かに伝える側になる。

訪問看護は一人で利用者様のご自宅へ向かう仕事ですが、看護師として一人で育っていく必要はありません。

ここで働くことで、昨日より少し良い看護ができるようになる。

そんな職場であり続けるために、楓の風はこれからも教育に力を注いでいきます。