2026年3月某日に、入職者研修を実施しました。
訪問看護ステーションでは、入職直後の研修体制が定着率を左右します。
最初の段階で基礎的な知識や、社会人としてあるべき姿を学ぶことは大事です。
本記事では、その内容と現場の声をご紹介します。
訪問看護では、医療知識だけではなく、
- 制度理解
- 個人情報の取り扱い
- 接遇やコミュニケーション
- 緊急対応やリスク管理
など、幅広い視点が求められます。
今回の研修では、こうしたテーマを中心に学び、
参加者それぞれが「これからの実践にどう活かすか」を振り返りました。
個人情報保護とハラスメントへの理解
研修では、個人情報保護や就業規則、ハラスメントについても学びました。
参加者からは、次のような感想がありました。
個人情報保護は罰則や不利益だけではなく、
会社全体の問題になるため、特に注意し情報漏洩をさせない意識を持つ必要があると感じた。
また、
ハラスメントについても初めて内容を深く学ぶ機会となった。
という声もありました。
日々の業務の中で見落とされがちなテーマですが、
訪問看護師として働く上で大切な基盤となる内容です。

接遇とマナーが信頼関係をつくる
訪問看護では、利用者様のご自宅へ訪問します。
そのため、
- 接遇
- マナー
- コミュニケーション
が、信頼関係を築く重要な要素になります。
参加者からは、
接遇とマナーは利用者様との信頼関係を築くための要素だと思うので、しっかり身につけたい。
という振り返りがありました。
また、エンドオブライフケアの内容についても触れ、
自分の中で人間の死を「怖いもの」と捉えてしまっていたことに気づいた。
という気づきも共有されました。
訪問看護では「観察」が大切
フィジカルアセスメントや緊急対応、リスクマネジメントについても学びました。
参加者からは、
利用者様や自宅内の環境から得られる情報を非常に大切にすることを学んだ。
という声がありました。
訪問看護では、病院のように検査データがすぐに得られる環境ではありません。
だからこそ、
限られた時間の訪問の中で多くの情報を得られるような観察力を身につけたい。
という意識が共有されました。
BCPと高齢者虐待防止への理解
高齢者虐待防止や感染症BCPについての研修も行われました。
参加者からは、
高齢者虐待は身近なことで起こりうる。
適切な支援体制や対応が必要になるため、内容を確認することが大事だと感じた。
また、
居宅BCPも想定内の感染を考えておくことが必要。
という振り返りもありました。
訪問看護では、
利用者様の生活を支える視点から、
- 虐待の早期発見
- 感染症対策
- 災害時の対応
なども重要な役割になります。
緊急時の対応を考える
緊急対応の研修では、
訪問中に急変が起こった場合の対応についても考えました。
参加者からは、
利用者様に何かあった場合を考えて連絡するところや家族への説明の仕方などを考えながら訪問しなければいけないと思った。
という声がありました。
さらに、
落ち着いて対応できるように、普段から準備しておくことが大切。
という気づきも共有されました。
新しい環境で学びながら成長していく
今回の研修を通して、
- 制度理解
- 接遇
- 観察力
- リスク管理
など、訪問看護に必要な多くの視点を学ぶ機会となりました。
参加者からは、
不足している看護技術を習得し、限られた訪問時間の中で多くの情報を得られる観察力を身につけたい。
という前向きな言葉もありました。
これから現場で経験を積みながら、
それぞれの訪問看護師としての歩みが始まっていきます。
